安倍晋三首相は5月6日までとしていた緊急事態宣言を、全都道府県を対象としたまま5月31日までに延長することを正式に決定しました。
中々出口が見えてこない中、果たして31日で緊急事態宣言解除となるかどうかすら不透明です。
そこで今回は緊急事態宣言延長はいつまでになるのか?
6月以降はどうなるのか?
予想を交えつつまとめていきたいと思います!
目次
緊急事態宣言延長の延長はいつまで?
ある程度予想はされていましたが、いざ正式に5月31日までの延長が決定され、今後どうなるのだろう? 本当に31日までで終わるのか?などの不安点がいっそうこみ上げてきました。
TwitterなどのSNS上でも
まぁ感染者数も落ち着いてないし妥当って言えば妥当よね。 個人事業主は廃業の危機になるなぁ。
5月の収入ないやん。10万円じゃ絶対足りん。どうにかして。
緊急事態宣言が全国一律で1ヶ月延長になったらもう…なのでは
休みの日ほぼほぼ外出できんのに平日は仕事の日々が伸びるのはストレスしかたまらん。
多くの不安の声、特に経済的な面を心配する声が多くありました。
特に飲食店やホテルなどの観光業などの事業主の方にとっては追い打ちをかけるような形です。
たしかに政府もその点の対策はとっています。 たとえば
・1人10万円の現金給付
・収入が減った中小企業には最大200万円の「持続化給付金」
などがそれにあたります。
ただ、正直「それで足りるのか」というのが個人的な感想です。
現状、4月27日時点でコロナ関連の倒産が
31都道府県で累計100件
出ています。
地域別・業種別でまとめると
・北海道 11件
・静岡県 7件
・飲食業 15件
・アパレル関係 10件
ただ、これはあくまで4月27日時点のデータなので、5月31日までの延長が決定されさらにその数は増えるだろうと予測されています。
とんかつ屋さんの話
少し緊急事態宣言延長の話からそれますが、現在コロナによる自殺者が増えているというニュースもよく目にします。
感染の死亡者を上回る可能性がある懸念すらあると報じられています。
そんな中、悲しいニュースが報じられました。
東京・練馬区のとんかつ店店主の方が店舗で焼死したニュースです。
元々、この方は東京オリンピックの聖火ランナーを務める予定だったんですが、東京オリンピックも来年に延期され、さらにコロナウイルス感染拡大の影響で店舗が休業に追い込まれました。
先行きの不安を周囲に漏らしていたことも報じられ、悲しい結末を迎えてしまいました。
このニュースに高須クリニックの高須克弥院長はTwitterで
「こんなトンカツ屋さんこそ僕がはげましてあげたかった」
「こんなトンカツ屋さんならみんなに迷惑かけないよう重装備で命懸けでトンカツ食いに行ってあげたのに。悔しい」
と、コメントしています。
個人的な意見としても
管理人
というのが率直な感想です。
緊急事態宣言の今後の予想や6月以降はどうなる?
そこで改めて緊急事態宣言延長は31日で終わるのか?6月以降はどうなるのか?予想も交えつつまとめていきたいと思います。
まず、結論から行くと
管理人
と個人的には思っています。
ただ、「とりあえず」とつけたのは、今後また感染者数が増えた場合、再度緊急事態宣言発令の可能性が高いからです。
また、31日で解除されたとしても6月以降しばらくの間は感染予防対策を講じるなど、コロナ前の生活に戻るのは難しいと考えています。
政府の専門家会議は「新しい生活様式」というのを提言しています。
新規感染者数が限定となり、新型コロナ対策の強度を緩和できるようになった地域でも、感染拡大を予防するためこの「新しい生活様式」に移行していく必要があると指摘しているのですが、具体例としては
・一人ひとりの基本的感染対策
・日常生活を営む上での基本的生活様式
・日常生活の各場面別の生活様式
・働き方の新しいスタイル
この4つですが、これだと分かりにくいので軽く一つずつ説明します。
一人ひとりの基本的感染対策
①身体的距離の確保
②マスクの着用
③手洗い
さらに細かく書くと
・人との間隔は2メートル(最低1メートル)空ける
・遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
などです。
日常生活を営む上での基本的生活様式
・こまめに換気する
・咳エチケットの徹底
・毎朝体温測定、健康チェック
・「3密」の回避
日常生活の各場面別の生活様式
{買い物}
・通販も利用
・電子決済の利用
・1人または少人数で空いた時間に
・サンプルなど展示品への接触は控えめに{娯楽・スポーツ}
・公園はすいた時間、場所を選ぶ
・筋トレやヨガは自宅で動画を活用
・すれ違うときは距離をとるマナー
・歌や応援は、十分な距離かオンライン{公共交通機関の利用}
・会話は控えめに
・混んでいる時間帯は避けて
働き方の新しいスタイル
・テレワークやローテーション勤務
・時差通勤はゆったりと
・会議はオンライン
・名刺交換はオンライン
この「新しい生活様式」で紹介したのは一部分のみですが、おそらく6月以降緊急事態宣言が解除されたとしてもこうした新しい生活様式で過ごしていく可能性が高いです。
Twitter上では
新しい生活様式とか言ってるけど、よく見たら当たり前の事がほとんど。 こんなのを話し合うために時間かけるくらいなら他に出来ることあるやろ。
専門家は専門外の事に踏み入れるんじゃない。 空気で決める自粛は反対です。
感染者数が落ち着いてきた地域はもう少し穏やかに暮らさせてほしい。
多すぎるだろ。 もう会食もお茶もカラオケもできないね。
新生活様式? そんなことまで言い出すといろんな業種が緊急事態解除後もダメージ受け続けますよ。
否定的な意見や、もう既にやっている!など賛否両論の声が挙がっていました。
まとめ
最後に改めてまとめてみると
・6月以降は「新しい生活様式」でしばらく過ごさなければいけない
が、個人的な予想です。
正直、今後の不安がいっそう高まりつつありますし、とんかつ屋さんのような悲劇が今後さらに起きる可能性もあります。
いつ終わるか不透明な状況ですが、早く普段の生活に戻りたいというのが本音です。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。