一向に終息の気配がみえてこない新型コロナウイルスの感染拡大。
そうした中で数多くの対策・対応をとりまとめる機関が存在します。
そのうちの一つが厚生労働省のクラスター対策班です。
そのクラスター対策班のメンバーで、Twitter上では「8割おじさん」で有名な北海道大学の西浦博教授がいます。
西浦博教授は今回の緊急事態宣言にあたって、「人との接触を8割減らす」取り組みを提唱しています。
「痛みを伴ってでも、接触を8割減らすことで、対策を長引くことを避け、社会や経済へのダメージを最小限に抑えることができると考えてほしい」
また、多忙な中でもTwitterでこまめに情報発信されるなど、連日昼夜問わず対応にあたっています!
そこで今回は、新型コロナウイルスのクラスター対策班として活躍されている西浦博(8割おじさん)の経歴・学歴について調査してみました!
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西浦博(8割おじさん)の経歴・学歴
管理人
冒頭でも少し触れてますが、現在は北海道大学 大学院医学研究院 教授でコロナ対策のクラスター対策班として日々対応にあたっている8割おじさんこと西浦博教授ですが、実は当初は医学ではなく工学の道を志していたそうです!
高校時代、ロボコンやソーラーカーレースに興味を持って神戸市立工業高等専門学校電気工学科に在学。
しかし、在学していた1995年1月に未曾有の大震災が神戸を襲います。
阪神淡路大震災です。
当時まだ17歳の少年だった西浦博教授は、「電気工学の専門家だけど、何も出来ない」と無力感に苛まされたそうです。
そうした混乱のさなか医療の現場で活躍するNGOのAMDA所属の医師を見て、一転して工学から医学への道を志すことを決めたそうです。
勉強の末に、宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)に進学し、NGO活動にも参加。
宮崎医科大学卒業後の2002年5月からは東京都立荏原病院 内科感染症科で非常勤医師(臨床研修医)を勤め、その後も感染症疫学の研究員や生物学の研究員など多岐に渡って研究を進めてこられました。
そして、2016年4月から現在の北海道大学 大学院医学研究院 教授となりました。
研究分野は、衛生学・公衆衛生学はもちろんのこと、社会基盤(土木・建築・防災)の安全工学や統計学、医療管理学など多岐に渡っています。
また、クラスター対策班の他にも、内閣府食品安全委員会の専門委員や厚生労働省のエイズ動向委員会などに所属されています。
受賞歴もいくつかあり
・東京顕微鏡院 遠山椿吉記念 第3回 健康予防医療賞
・財団法人博慈会 老人病研究所 研究論文賞
など、正直言うと賞の名前を見ただけでも、すごく難しいテーマに感じますが、その他にも6つの受賞歴があり、第一線で活躍され続けてきました。
そして現在のクラスター対策班です。
ちなみに「8割おじさん」という名前の由来は、緊急事態宣言について政府から宣言の諮問をされる諮問委員会に入っている東北大学の押谷仁先生が電話で「今日揉めると思うけど、8割おじさんの願いをどこまでかなえれば良いのか先に相談したくて」との電話内容がきっかけだそうです。
西浦博(8割おじさん)のwiki風プロフィール
出身地:大阪府
出身校:神戸市立工業高等専門学校電気工学科→宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)→広島大学大学院
研究分野:医学・保健学
研究機関:北海道大学、東京大学、香港大学、ユトレヒト大学、テュービンゲン、エバーハルト・カール大学
影響を受けた人物:ロイ・アンダーソン
最近の関心事:ダイエット
趣味:ジョギング
補足:(タレントの指原莉乃さんから応援メッセージをもらったことについて)いつか流行が終わったら、会えないかなという妄想を抱いています(笑)
まとめ
今回は8割おじさんこと西浦博教授の経歴・学歴などについて調査してみました!
率直に思ったのが、調べていてすごい気さくな方だなと印象を受けました!
新型コロナウイルスの対策・対応に連日追われ大変だと思いますが、「#西浦寝ろ」の通り、一刻も早く8割おじさんが安心して寝れる環境になればなと思います!
それではご覧頂きありがとうございました。