ゲシュタルトの祈りの待ち受けの効果は?壁紙と恋愛の続き、画像と離婚…アドラーと全文

 

ゲシュタルトの祈りという詩待ち受けにすると、

良いことがあるというのは本当でしょうか。

 

この詩は、

アドラー心理学とも共通する考え方に基づいており、

近年話題になっています。

 

どんな内容なのか紹介していきます。

 

 

ゲシュタルトの祈りの待ち受け、壁紙の画像の効果は?

 

パソコンやスマホの待ち受け

ゲシュタルトの祈りという詩の画像を設定して、

その壁紙毎日見ると幸せになれるというような噂がありますが、

本当に効果はあるのでしょうか。

 

ゲシュタルトの祈りとは、

ドイツ系ユダヤ人で

第2次世界大戦前後に活躍した

精神科医師のフレデリック・パールズが作った詩です。

 

フレデリックは、

ゲシュタルト療法やゲシュタルト心理学という

心理療法・心理学理論を創始した人です。

 

彼が患者の治療の中で

好んで読み上げていたのが、

このゲシュタルトの祈りという詩です。

 

フレデリックは、

自身の出生から親しんでいたユダヤ教に加え、

日本の禅の思想にも影響を受けていて、

それらから着想を得てこの詩を作ったとされています。

 

詩の前半は以下のようなものです。

 

【私は私のために生き、

あなたはあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えて行動するために

この世に在るのではない。

引用元:宗教.jp

 

かつて、このフレーズを

海外のアーティストが引用したことで

有名になりました。

 

自分は自分、他人は他人と割り切ることは、

現代社会では精神を安定させるために

誰もが必要な考え方とも言えます。

 

運が良くなるという

ご利益があるかは分かりません。

 

しかし、この詩を読むことで

気持ちの整理ができたり、

前向きになれたりするなら

待ち受けに設定しても良いかもしれません。

 

ゲシュタルトの祈りの画像は、

ネット上に様々なデザインのものがあるので

お好みのものを保存できます。

 

画像加工ソフトなどで

自分好みに作っても良いかもしれません。

 

以下に画像の一例を載せます。

なお、原文がドイツ語なので、

日本語や英語への訳し方にはバラエティがあります。

 

ちなみに、だまし絵として有名な

「ルビンの壺」は、

もともとゲシュタルト心理学の中で説明されたものです。

 

ひとつの漢字やひらがなをずっと見ていると、

字として認識できなくなるという現象を、

ゲシュタルト崩壊とも言いますね。

 

 

ゲシュタルトの祈り、恋愛と離婚、続きなど。アドラーと全文

 

ゲシュタルトの祈り待ち受けにするには、

英語にしたものだと、

ちょっとおしゃれに見えるかもしれません。

 

恋愛離婚で傷心の時などには、

この詩を読むと少し気持ちが軽くなるでしょう。

 

「自分は自分のために生きる」という内容は、

近年話題のアドラー心理学とも共通しています。

 

アドラー心理学の創始者、

アルフレッド・アドラーは、

オーストリアの精神科医・心理学者で、

 

ゲシュタルトの祈りのフレデリックと

ほぼ同世代の人です。

 

アドラーの方が、

フレデリックよりも少し時代が先で、

アドラーの弟子たちがその理論を発展させて、

現在アドラー心理学として有名になっています。

 

近年「嫌われる勇気」などの本が売れていますね。

 

こちらは、

「他人の目を気にしすぎてはいけない。

自分のために他人に嫌われることは必要なこと」

という内容で主題はゲシュタルトの祈りと似ています。

 

ちなみにゲシュタルトの祈りには続きがあり、

それは考案者のフレデリックが亡くなった後、

弟子の一人が返歌として発表したものです。

 

こちらの詩は少し長く、

要約すると

「自分を大事にしつつ、他人(あなた)とも関わっていきたい」

という内容になっています。

 

全文は、

「宗教.jpなどのウェブサイトで紹介されているので、

興味があれば見てみてください。

 

 

ゲシュタルトの祈りの待ち受けについて

 

ゲシュタルトの祈りの待ち受けについて、

いかがでしたか。

 

SNSなど人と関わる時間が増えた現代は、

自分は自分、他人は他人、

という考え方が必要になることも多いです。

 

何かとストレスの多い社会ですので、

自分を元気にするおまじないとして

ゲシュタルトの祈りを使ってみるのも良いかもしれません。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です