4月7日、7都府県に緊急事態宣言が発令されました。
対象となるのが「東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡」の7都府県です。
新型コロナウイルスへの緊張感がより高まりを増してきたなか、一方でふと疑問も浮かんできました。
「なぜか愛知県が入っていない」
人口的にも東京、神奈川、大阪に次いで4番目に人口が多く、感染者数も6日時点で227人と対象地域となった神奈川県や埼玉県、福岡県より多い感染者数となっています。
Twitter上でも「#名古屋飛ばし」が一時トレンド入りするほど大きな波紋をよんでいます。
さらにその火種は県知事にまで及んでいます。
そこで今回は緊急事態宣言で愛知県が入らなかった理由や名古屋飛ばしと言われる所以、本当に県知事の責任なのか?についてまとめてみたいと思います!
目次
緊急事態宣言で愛知県がない理由は?
管理人
疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、まず緊急事態宣言が発令された7都府県を対象地域にした背景を西村康稔経済再生担当相は
(2)感染経路不明者の数
この2点を総合的に判断した結果だと述べました。
また、「当然、北海道・愛知県・京都府も議論された」と明かしています。
そして、愛知県を外した理由として、
「愛知は感染者数は多いが、倍増するスピードがゆったりしている。 感染経路が分からない人も比較的低かった」
と、説明しています!
定番の「名古屋飛ばし?」
そうした中でSNS上、特にTwitter上では「名古屋飛ばし」というワードが一時トレンド入りしました。
管理人
そこで名古屋飛ばしをネットで調べてみると、「1980年代半ばはイベントやライブで名古屋公演が実施されなかったことが度々あり、1992年に東海道新幹線のぞみ301号の名古屋駅通過が{名古屋飛ばし}として大きくクローズアップされた」背景があるみたいです!
ということから、ネット上でも定番の「名古屋飛ばしか?」と大きな議論を呼んだ次第です。
もちろん理由は名古屋飛ばしではありませんが、やはり不満に思う人も多くいます。
また、名古屋市の河村市長は愛知県も緊急事態宣言の対象地域にするよう求めるなど、今後の動向も気になるところです。
大村県知事の責任?
また、名古屋飛ばしの一方で「大村県知事に責任がある」としたTwitterの投稿も多く見られました。
その理由の一つとして、政府の専門家会議に対して大村県知事が「猛反発」したのが要因ではないかと見られています。
政府の専門家会議が新型コロナウイルスの医療提供体制が逼迫している都府県の一つに愛知県を挙げたことについて、
「名古屋市内(の病床)がいっぱいになりつつあるのは事実だが、県全体では十分に対応できる。 事実を踏まえない発言は大変迷惑で遺憾だ」
と批判しました。
という背景から、「大村県知事に責任がある」とする意見が噴出する事態となりました。
そのほか一連のコロナ対策の対応が良くなかったという点も愛知県民にはとても不満があったみたいです。
まとめ
今回は、なぜ愛知県が緊急事態宣言対象外にされたのか調べてみましたが、結論としては西村康稔経済再生担当相が述べた
(2)感染経路不明者の数
ただ、西村康稔経済再生担当相が最後に述べた、「引き続き、(感染防止に)しっかりした対応を取らないといけない」との呼びかけ通り、対象外になったからといって油断はしてはいけないと思いますし、今後も一人一人気をつけて行動しなければいけないなと感じました。
それではご覧頂きありがとうございました。