出会系で殺人?茨城や和歌山…2019年・2020年・2021年など

 

出会系から殺人を犯す、

あるいは被害者になる・・・。

そんな事件は毎年のように起こっています。

 

どうすれば自分の身を守れるのか。

出会系の闇について・・・

この記事ではそうした事件を紹介します。

 

出会系で殺人?茨城と和歌山のケース

 

出会系で殺人事件

 

茨城のケースの概要

“嘘の行きつく先”

 

19歳の少年Aと28歳の主婦B子

2人は出会い系で知り合い、

茨城(B子)と北海道(A)の遠距離恋愛でした。

 

B子は自分を独身だと言っていましたが、

やがて嘘が発覚。

実は旦那と子供もいました。

 

ところが彼女は「離婚をしてあなたと一緒に

暮らす」と言い出します。

 

B子は少年の実家に行き、

両親に同棲を認めさせることまでしました。

AはB子を信じます。

 

やがてB子は少年に「離婚届を出した」と

伝えます。でも、これも嘘でした。

 

実際には旦那に説得されて離婚を

思いとどまっていたのです。

離婚したと聞いた少年はB子と暮らすために家を出て、

茨城に住み始めます。

 

ところがいくら待ってもB子は一緒に暮らそうとしません。

少年は母親からも「騙されているのではないか」と忠告され、

もしそうなら、“B子を殺して自分も死ぬ”と、

決意の犯行に及びました。

 

AはB子を刺殺。

懲役5年から8年の刑を受けましたが、

裁判では、「被害者の落ち度も大きい」ということで

比較的軽い刑になったと考えられます。

 

“嘘は怖い”と思いました。

ネットでの出会いは、相手に気に入られようして

簡単に嘘をついてしまいますね。

彼女は最後まで、少年に本当のことを言いませんでした。

 

あなたは本当のことを言えますか?

そしていつ言いますか?

 

和歌山のケースの概要

“悪意”

 

24歳の女性A子と32歳の男性B

A子には多額の借金があり、

Bと付き合う前にも出会系で知り会った男性2人から

金をだまし取っていました。

 

2人は交際を始めますが、

すぐにA子の気持ちは冷めてしまいます。

 

しかしA子は、

別れるよりもBに貢がせようと考えました。

 

「自分はやくざの組長の娘だ」などと嘘をつき、

ことある毎に金を要求します。

Bは金を払い続け、やがて貯金が底をつき、

ついには闇金にまで手を出します。

 

しかしA子にはB以外に、

本命の男性Xがいました。

A子はBが貢いだ金で、Xと遊んでいたのです。

 

ところが、Xには体の弱い姉がいました。

もしXと結婚すれば姉の面倒を見なければならない。

A子は姉の存在が疎ましくなりました。

 

A子はBを利用します。

「自分の友達がXにレイプされて自殺してしまった。

自分はXを殺すので、姉の方を殺害して欲しい」などと

嘘をつき、信じたBは姉を殺害、死体を焼いて金を奪いました。

 

2人は逮捕されました。

A子はこれ以外にもBに強盗などをさせており、

罪状は強盗殺人、死体損壊、遺棄、別件で殺人未遂も加わり

、両者とも、無期懲役になりました。

 

出会系には、最初から悪意を秘めている人間も必ずいます。

恋愛感情が募ると、人は簡単に相手を信じ、

普通では考えられないような事までしてしまうのでしょうかね。

 

一度抱いた愛情を、自分ならどこで振り切れますか?

どうすれば、冷静な判断を取り戻せるんでしょうか?

 

出会系の殺人…2019年・2020年・2021年には

スマホ

 

出会系での殺人事件。

近年ではどんな事件があるのでしょうか?

 

2019年

茨城県の35歳男性が東京都在住の

女子大生の首を絞めて殺害しました。

 

2人はマッチングアプリを通じて知り合っており、

いわゆる“パパ活”(男性と食事やデートをしてお金をもらう)

だったのではないかと見られています。

 

男性は「騒がれたので殺した」と語っており、

金額面で折り合いがつかなかった可能性も

あります。

 

2020年

滋賀県の55歳女性が「息子」を名乗る19歳少年と共に、

同居の25歳男性を殺害しました。

男性との出会いはマッチングアプリと言われています。

 

女性はアプリを使って滋賀県中で「男漁り」をしていました。

殺害された男性は死亡時の体重が30キロ台でした。

日常的に食事を抜かれたり、暴行を受けたりしていたと

見られています。

 

2021年

アメリカの事件です。

大学のアメフト部で成績も優秀だった18歳少年が、

40歳男性を撲殺しました。

 

2人は有名なマッチングアプリ「Tinder」で知り合いました。

ただ、40歳男性は登録名を「アンジー」と女性の名にしており、

少年はアパートに招かれ、お金を払ってベッドに入るまで

相手が男性であることに気づかなかったそうです。

 

騙されたことに怒った少年が殴る蹴るの暴行を加え、

殺害してしまったのでした。

 

出会系で起こる殺人について

道路を歩く人

 

如何だったでしょうか?

ちなみにFBI当局は、マッチングアプリのプロフィールは、

10人に1人が偽物であり、会いに行く時は相手の名前や会う場所、

連絡先などを家族や友人に伝えるように勧めています。

 

まあ、嘘をつく事情も様々ですが、

その中には確実に“悪意”も存在します。

 

セキュリティの高いアプリを使うこと、

急激に交際に発展するのを避けることなど、

事前にできる対策を充分に練っておきましょう。

 

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